東京は、代々木の白寿ホールで渡辺香津美さんのCD発売記念コンサートが、ありました。
本当に久しぶりのコンサート。
まさに、10年ぶりかも知れません。ダンディズムを小曽根真さんとセッションした時に、新宿ピットインで聞いた以来かもしれません。谷川公子さんが、本当いろいろと尽力されていました。その中で公子さんのピアノも最高な曲であり、昨年の「火垂るの墓」という映画でのサウンドトラックを聞かせて頂きましたが、いい曲であり、心温まるものでした。
こうして、時間が経過する中に存在する芸術的な空間は、何をもいい難いものがあります。
10年前の当時は、本当にいろんなことがありました。私の韓国ソウルで個展の時に、会場でコンサートをして頂いたり、本当にさまざまに協力を頂いておりました。私が芸術家として、頑張れるように応援も頂いておりましたが、私自身一念あって一線から軌道をはずしたことは、今でも忘れません。
だからこそ、そんなことを考えると今というのもは、なにかしら感慨深いものがあります。
それでも今まで時間の中にいろんなことを描きつつ、今があるのだと思っております。ジムサクバンドの櫻井哲夫さんと神保彰さんとのフューチャリングがあった時は香津美さんのギターも結構面白かったりして。私の作品にはいろんな影響を頂きました。そうして見ると、今のこの時間は信じられないものであり、自分が世界に戻る大きな契機であるようなことも、こうやって一流な芸術家のおかげであると、思っております。
今回までは、ギタールネッサンスというシリーズをして、アコースティック フレークスというベスト盤みたいなものを、アルバムにされてようです。
Jamming IBERICOという曲は、本当に何か本当にいいとしか、いいようのないものでした。コンサート終焉後に、グッチ裕三さんのお店に連れて行って頂き、いろんな話をしました。心から香津美さんに、公子さんには、感謝しかないですね。私も次の制作に向かうために、本当に素晴らしい時間になった感動しました。
能登半島における人たちの応援もありつつ、理解をして頂きながら、次のステップへ展開したいと考えています。能登半島の海も、何か冬に向かう秋の海の色に見え始めました。
きっと、これから何かが変わろうとしているのかも知れません。いつも、人生は何が起こるのか分かりませんので…
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