半陶 輪島焼 能登ノ國で 土に還る土を探し求める日々

火曜日, 6月 09, 2009

農綯革命 (のうない) 輪島市

朝早くから、川端さんの農作業のお手伝い。お米のまつもとさんから電話があったので、準備万端にして、ビニールハウスに到着しました。いつになく、天候も良くいい感じです。



自転車を止めて、苗箱を車に積む作業から、始めました。なかなか中は、抜かるんでいて作業が粉なんな感じでしたが、なんとか運び積み込みました。


有機肥料らしい箱と一緒に入れ込みました。

中は、すごく広大な敷地面積ですが、こんな育苗施設が四つか五つはあります。本当に大変な細かい作業でもあり、育てる学校のようなものです。

空港から、延々遠くに向かって行きました。


このあたりは、能登芝生という会社があったそうですが、どうも廃業しているようでした。



ほぼ現場到着。


結構広い面積ですが、今日一日で終わらせないといけません。



トラクターも良くはまって動けなくなるそうです。


なんともいえない風景です。この背高な風景は、能登の良さなのかもしれません。


空に仰ぐ。



肥料を少し苗箱に捲いて。


有機肥料を準備して。



苗を植える。



自然の中に偶然花が咲いている。


応援を呼んでいるシーン。



お米のまつもとさんの電話で行ったお手伝い。私は岡山県にいたときに、田圃を二反育てていた。それと、畑。でも、もうひとつ、自分の思うような農ではなかった。
この場所では、勉強の場面が多かった。
こうして、肥料や有機農法ははじめての経験。
川端さんの助手だが、たぶん手足らずかな…
苗もこうして見ていると、青くて緑して、元気だ。
水の音がせせらぐ中に、心がたおたおする。
歩けばカエルが、どこかへ行く。
アメンボが、家族のように飛び歩く。
何もかもがシーンの中に、音がある。
一番奥の田んぼ。
時間も心も溶けてゆく。
苗を植える、田植え機の音が体にリズムを与える。
生しか感じない時。
川端さんは、一生懸命に農する人なのだ。
まつもとさんは、農なのであり
業は業でも、修行の行である。
私は、ずっとそう思っている。
私自身の中で、たくさんみんなに行を与えてしまった。
欠如した中に、自分が、今の能登でわかった事。
人のせいにしたり、自らではないと…
どこか、思い逃げていた。
今は、能登の人、いや國人たちと向き合うことで、知りえた自分。
足らないところをこうして、苗のように植え続け、自分の足らないところを植えるしかない。
そして、穂を実るまで育たなければいけにのだから
能登で実る穂として










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