偶然通りがかって、炎を見て止まってしまった。
なんと、住民がいっぱいに松明やら、炎を盛んに持っている。
どこへいくのか、数珠なりになって、田圃の向こうに歩いて行っている。
警察官に聞くと、どうも毎年田植えの後に、必ず「虫おくり」という祭り
をするらしい。
さすがに、見とれてしまった。
能登の心というべくか、自然の景色の中の止まった空間。
何がなくても、この人々の素直な心がたまらなく愛おしい。
これは、能登でしか感じれない「結ひの精神」とでも言おうか。
白川郷の合掌造りでもないが、これはよく似たものである。
「土徳」という語源もあるが、空前なる「信徳」とでもいおうか。
また、この映像を見て、心安らいでほしいものである。
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