半陶精神
夜明け前に始まる何かがある。
今の今まで、ずっと温存していた自分の心はやっと落ち着き、この地で腰をすえた。
海、風、波・・・さまざまに憂いで居たものは、しっかりとこの体に行き培った。
「ありがとう」
その一言が、この半島に来てからの始まりである。
山にある土は、まるでこの瞬間を待っていたように、私と共存し始めた。
バン!
スッー
と、カタチが生まれる。
その作品は、陶場で火の洗礼を待ち受けている。
本窯?電気窯?
そんなモノじゃない!
私が焼くことによって、どの焼き方も必要がない。
こだわるのは、土。
そして、フィールド。
出来上がった今は、輪島焼、珠洲焼、キリコ焼など何もかもを終結したものである。
パフォーマンスじゃない、風貌芸術家じゃない。
ありのまま、その姿が眼前に降り立つ。
これからが、スタート。
古代飛鳥天平の風が、私を包む。
やっと、本音が言える時間が訪れた。
だから、造り、焼き、楽しむ。
半島はビコーズがいらない。
何もかもが、真実。
ここからが、本当の自分。
待っていた、カーテンコール
2 件のコメント:
先日はお疲れ様でした。
猫も日増しに元気になってます。
また遊びに来てくださいね。
猫元気になってよかったですね。
でも、やんちゃそうで、手がかかりそう。
私の家の下でも、ニャーニャー泣いていますが、ほっとかないと、家に居ないし、面倒見れないんで。
たぶん川下の家の猫かなって思っていますが、果たして…
という感じです。
また、遊びにいきますよ。
お体に気をつけてください。
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