遠い記憶の中に残るであろう塩の記憶。
塩士と浜士。
これだけの努力をしても、足らないほどきつい仕事。
かわいそうですよね。
でも生活にかかっている。
そして、百日しか与えられた時間もない。
自分たちの事はさておきやり遂げる揚げ浜製塩。
これがいいんです。
浜士の努力がカタチになると、本当に美味しい塩が生れてくるのです。
砂取節も素晴らしい民謡。
伝説に伝統。
でも、伝ですよね。
手で作る仕事。
手で考える仕事。
手でしか出来ないモノづくり。
塩と言えども侮れないのです。
でも、ひとつの袋の入るとわからなくるのも事実です。
寂しいですね。
心と手で造られた白い砂金。
価値はあるけれど、伝えることの難しい環境です。
残さないといけないと詠った俳句もあります。
奥能登は何もないわけではなく、心で見ることが大事なのです。
こうして、二ヶ月目の揚げ浜製塩が始まっています。
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