このところ窯焚きやらインターネットが不通になって書き込みが止まってしまった。
ついでに、窯も焚きあげた。
一週間交代交替で、なんとか焼いた。
いろんな事情も手伝って、今回はかなり焼きこむことにした。
いままで、私がしたことのない窯なので、本来はまだ時間がかかる部分はある。
精神的な条件は私にとって、一番重要である。
心はどんなことをしても正直であり、傷つき安い。
毎日、般若心経を読経しているが、それも効果なし。
だからこそ、今回は寝ずに炊き上げた。
心情極まりない現実は、芸術家として辛いところでもある。
カタチを求められるのが、一番しんどいが、能登に来てからは、何もない状態のように見える私からは、誰もが口をそろえて話す。
でも私は、今始まったわけではなく、「したいことをする」
いい加減かもしれないが、画家の中川一政先生が話していたように、気を遣うのではなく、ただただ
したいことをするように努力し、誰に傷かうわけでもなく、作ること。
そうしないと、人の意見や何かに影響されてしまい自分の生き様や作品が駄目になったり、エネルギーがなくなってしまうと。
私は、そろそろ船出をしようと考えている。
焼物屋ではなく、芸術家として。
やっとやっと、始まれる。
どんなに追い詰められようと、自分のしたいことがしたいから。
能登から私の作品が、カタチになる。
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