半陶 輪島焼 能登ノ國で 土に還る土を探し求める日々

木曜日, 6月 12, 2008

墨色の筆達 陶場




お米のまつもとさんに借りている陶場の横側です。

一杯に筆で書きました。

やっぱり、一杯の画面に向かって書くのは、最高の気分です。

なんとなく、開いてる空白のところが寂しかったし、やっぱり明るくしようと思って書きました。
もともと、筆に関しては、藤原雄先生の弟子の当時に、あった出来事から書くことを覚えました。

たしか、小川東洲先生という書家の先生が北海道から来たときのことです。

先生のたたき皿に、木の筆で彫っているときに、たくさん書いていたときに、結構やり直しや書くときの呼吸やタイミングなど、いろいろに見れました。

その助手をしたときの晩に寝ていると、ふっと思ったのが、「ああ、書家の先生がそうなら、俺達はそれで評価されたりご飯食べてるわけではないから、自由でいいな。それに、空白を見計らって書き込むだけだし、やろう」と、思った時からです。

だから、韓国のTHO ART SPACE での個展や津軽三味線の高橋竹山さんの御弟子さんでもある念仏三味線の田中竹仙さんとコラボレーションしたときや、いろんな機会の度に、それを発揮しました。

MUSIC.JPの佐々木隆一社長の仕事のときも、インターネットのホームページが、まだ普及してないときに筆でチョコチョコと書いたものを、トップページに使って頂いたり、キミセ醤油の商品ロゴに使われたりいろいろと活躍させていただきました。

今は、能登に来てまだそんな仕事は入ってきていませんが、ボチボチしてみたいと思っています。

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