半陶 輪島焼 能登ノ國で 土に還る土を探し求める日々

日曜日, 2月 17, 2008











能登には、荒波がある。



長谷川等伯の「松林図」はこんな感じだったのだろうか?


等伯は、この絵を描いたときは能登で書いたわけではない。


もう、過去の何かから体の中からふっと出てきたものに違いない。


どうして、どうなるのか。


昔の人の感性は、恐ろしいものがある。


現実的に、今もこの絵が残っていることにより、現代の人たちも感銘している。


しかし、半島人の心意気はもっと素晴らしいものがある。


気が付けば、あっという間に過ぎているのが時間である。


この絵は、国宝というだけでなく、人間の必要な心や感性やすべての奥深いものを演出している。


だれも真似の出来ないこの絵は、当たり前だが一枚しかない。


また、この絵について語るべきものではないが、私なりに書いておきます。



風を書くことは難しい。


しかし、書ける人間もいない。


筆を持って書いてみればわかる。


単純こそ出来ないものだ。


いい筆だろうが、駄目であろうが。


何もかもが、揃わなくては出来ない。


今日の風も、冬の良さが体を包んでいた。




長谷川等伯 七尾商工会議所より(画面松林図は下記のホームページより添付しました)


http://www.noto.or.jp/nanao/cci/touhaku/big/20.html



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