半陶 輪島焼 能登ノ國で 土に還る土を探し求める日々

木曜日, 1月 31, 2008

もんぜん文化村






今日は、山良さんに見せたいものがあると言って門前に誘って、車を走らせた。

道の駅赤神の手前を左上にあがる小高い山の上にある。

どこにいくのだろうと、言う感じで山良さんは辺りを眺め回した。

ゲートボールをしている初老の方々が、目の前に見えてると、背景に美しい海の輝くシーンが現れると、彼は「あ~カメラ忘れて失敗した」とぼやいた。

さて、ご覧のとおり写真を見てもわかるように、切り絵である。

門前町あるのですが、歴史もしっかりとある。

この切り絵は、昔ノミで打ち抜いたのが始まりである。

デザインはそのここにより仕上げていくし、大工さんらしからぬ、抜きん出た才能は能登らしい気がする。

豪快に、一発で作る姿は目に映るようだ。

なんとも、一枚辺りの値段は3万円ほどするらしい。

価値がどうのは、わからないが、私としては輪島の各家々の神棚に飾ってある。

初めのころは、これは何だろう?と、不思議に思っていた。

でも、芸術的センスはすごいし、頭の中でクルクル考えていました。

まつもとさんの家に行くと、いつもなんとな~く存在感があって、うらやましくいつも思っていました。

私も、自分の家があってきちんとしたいなと、思いました。

確か、ホウライとか言っていた気がする。

宝来か蓬莱かは?たしかでないが、いい響きである。

著名な切り絵作家もいるらしいが、勉強不足で書けません。

ただひとつ、ここにかもう、二年前から足を運んでいる。

ヒントがある。

私の仕事に必要な心と技術があるのだ。

たぶん、いつしか私の作品に出てくるだろう。

いや、出てくる。

楽しみな積み重ねが大事な能登素材を、確かめるためのきっかけの一日でした。

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