半陶 輪島焼 能登ノ國で 土に還る土を探し求める日々

火曜日, 1月 08, 2008

帆立岩




 曽々木海岸近くにあるとても特徴的な岩

いつも、よく見ているのであるが、この形状はなんともスペインのカダケスを思いだす。

まさに、ダリ、ガウディなどが保養した海岸にはこれと似たものがある。

だからこそ、能登半島には魅力が多くある。

この岩には、いろんな響きがある。

調子がなんとも、民謡的であり、外浦の荒い海を感じることが出来る。

この近くには、窓岩もあるし、真浦海岸もある。
石、岩なんでも、面白い。

スケッチを描いていると、微妙に螺旋も見えるし、スパイラルしてくる。

多感な岩は、私にとって楽しい話し相手になる。

話していると、陶土の場所やいろんなヒントを瞬間で教えてくれる。

ヒラメキインスピレーションというか、思いつき症候群かわからないが、現実的にカタチにしてくれる。

天から落ちてきたカタチの心は、すぐに造れてしまう。

ピーターヴォーカスが、天才的造形をしているときが、この帆立岩に似ている。

だから、私はヴォーカス岩と名づけている。

この冬の中、この岩の前で私は座禅を組み、自分の人生という時間と向き合い、答えを導き出そうと精進している。

波の華が舞うこの辺りは、冬こそ春と思う。

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