半陶 輪島焼 能登ノ國で 土に還る土を探し求める日々

木曜日, 10月 04, 2007

夕涼み



夏によくある風景である。

毎日、能登半島に来ていろんな夕日を見た。

大沢から門前から、大谷から曽々木からたくさん見た。

でも、一様にすべては美しく懐かしい。

日本での原風景では、もうありえない部分がこれである。

島根に居たときもそうだったが、どうしても探してもないものがある。

日本海はとってもやさしい。
それで居て、忘れていた何かを語らせてくれる。

論ずるに値しないこの時間たちは、私たちにいろんな思いを感じさせてくれる。

漁火もそうだが、普通には存在しない暖かいものである。

能登半島は、海がすべてではない。

だが、私は今海と対峙している。

時間が止まってほしいと最近良く思うのも、海と少しは付き合いしてきたから、何かが変わりつつあるのかもしれない。

ゆっくりした時間というか、孔子の「君子はその言の その行いに過ぐるを恥ず」という言葉がよく分かってきた。

0 件のコメント:

ブログ アーカイブ

ラベル

過去 (666) (110) (79) 仕事 (59) (58) (57) (36) 教室 (26) 展覧 (24) 芸術 (24) 友人 (20) (19) (18) (17) (15) (14) (13) 市場 (11) (10) (9) music (8) 正月 (8) 地震 (7) 温泉 (7) 鉄道 (7) (6) 文化 (6) (5) (5) 新聞 (5) 波の花 (5) (5) 宗教 (4) (4) 映画 (4) 東京 (4) 結ひ (4) 能登 (4) 釣り (4) チャリ (3) (3) 個展 (3) 師匠 (3) 料理 (3) (3) 窯跡 (3) 陶芸 (3) 電車 (3) 音楽 (3) バス (2) 友人 music (2) (2) 宿 (2) 揚げ浜式 (2) 民宿 (2) (2) (2) 陶芸教室 (2) KyuWa (1) ちまた (1) イベント (1) エンド (1) 七太郎 (1) 岐阜 (1) 岡山 (1) 巨木 (1) 揚げ浜 (1) 新年 (1) 曼殊院 (1) 曼珠院 (1) 歴史 (1) 病院 (1) 神社 (1) 祭り (1) 結婚 (1) 良ちゃん (1) (1) 言葉 (1) 講演会 (1) 谷中 (1) 輪島 (1) 輪島塗 (1) (1) 静岡 (1) (1) Kyuwa (1) PC (1)