半陶 輪島焼 能登ノ國で 土に還る土を探し求める日々

土曜日, 9月 22, 2007

大原美術館





この美術館は、なかなか名品も多い。

誰もが知っているが、この美術館は芸術家にとって一番よいパトロンであったことは、間違いない。

なにしろ、稼いだお金をせっせと散在して、世の中のために育てたことは言うまでもない。

絵画もすばらしいが、民芸でもある東洋館には本当にバーナード・リーチや河井寛次郎、富本憲吉。、浜田庄司そして棟方志功など非常に感激する程深いいい作品がある。

とくに、富本憲吉の白磁の壷は完成度も高いが、華を生けるときの何かはものすごいものがある。

棟方志功も、釈迦十大弟子なんか最高に面白い。

さいごに、芹沢銈介なんかがあり、日本の移り変わりの良さが普通に存在している。

建物も、なにか近代に創ったようには思えない風貌である。

倉敷という街にあるからこそ、より価値ある美術館として魅力が増すのだろう。

有隣荘で行われた中川先生の個展は記憶に新しい。

http://www.dnp.co.jp/artscape/exhibition/curator/yh_0312.html

それから追釈ではあるが、私の知人で画家で松岡太六さんという方が、大原さんの身内で石井十次という人を再びクローズアップさせていたことがある。

この石井十次の在り方や大原さんという人の関係は、現代では考えらないことだろう。

当然、尊敬に値するので是非一考して頂きたい。



http://www.city.okayama.okayama.jp/museum/ishii-juji/

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