写真はちょうど一年前になるが、この場所でスタジオにするために造成やら、草刈やらいろいろと頑張っていた。
いろんな人にお世話になりながら協力して出来上がったので、とても感謝していた。
ところが、秋も深まったころからいろんなことが貸主にあって、二年ほど使えないことになった。
しかし、今年になってどうも借りていたこの土地を退かないといけない事情が、貸主に出来たようで已む無くプレハブなどを退去するようになってしまった。
能登に来てから、一生懸命努力してきて、やっとのことで出来上がったものだったので、本当に私自身いろいろと思いが深かっただけに残念です。
人生いろいろあるが、相変わらず理由なき理由によるのは、日本のどこに行っても同じなのだが、今回ばかりはショックは計り知れないものがある。
お金もそうだが、やはり心血注いでいたので、当人不在のままに事が終焉を迎えたことに関しては、私自身正直、立ちすくむしかなかった。
今現在、少しづつ片付けてはいるが、すでに木材やらなんかの材料が窯を築くあろう場所に置いてあるので、追い立てられるように作業している。
それを見るに、力も入るわけもなく、現実をかみ締めて動いている。
暑さがなにやら深く心に焼き付いて仕方がない。
能登に来て大きい経験の1ページになった。
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