当然、何度も足を運んでいるが、やっぱりここは本当にすごい収穫がある。
まあ、窯跡といってもこんな感じで残っているのは、全国探してもめったにない。
なにしろ、完全な形式できちっと窯の全形が残るというのは面白い。
岩盤をくり抜いたからなのだが、なかなかお茶目で昔の陶工の感性が垣間見える。
陶土についても書きたいが、ひとまずいい陶土が在ったということが言えるとだけ書いておこう。
さて、この場所にはもう十数年前から通い続けて来た。
なにしろ、いろんな研究をしながら追い求めて続けてきた終着点なのだから。
当時は、まだ交通が不便で、野宿を何度かした記憶がある。
海も、何もかもが自然なのだから、どうしてもそうするしかなかった。
ここには、韓国にも共通した部分が多いにある。
半島だから残されたものなのだから、大事にしていきたい。
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