半陶 輪島焼 能登ノ國で 土に還る土を探し求める日々

土曜日, 4月 14, 2007

新羅土器



韓国は、新羅。
言っても、事実上残っているのでそういうしかない部分だが、実はキムチの甕などはやはりそれだ。
現代高麗青磁の古里の利川市の近郊に点在している。
なかでも、焼締のキムチの甕が焼かれている窯もある。
昔は釉薬など使わずに焼いていたようだ。
これは、何年間も続けてきた研究でわかったのだが、自然と造られているので、まさに韓国と日本の結べる点が存在していた。
それは、今までいろんな歴史のなかにあり、済州島にたくさん造られている。
それも、備前や信楽などのように完全な焼締である。
陶片もある。
韓国陶磁は昔から焼締めのような陶土や手法も用いていた。
ただ17世紀ごろからは磁器土を使うようになっている。
特に分院里や金沙里などは、本当に磁器である。
粉青沙器は、特に陶土は陶器土である。
写真や陶片を比べていると、それは判りやすい。
耐火度も低いし、どうにもならない位面白い。
紐造りをして、蹴轆轤で回して引き上げる。
この技術は、本当に感服する。
日本ではこのような技術は無い。
現代では、李 康孝 が特にすごい。
なんどか、李仁鎮と会いに行ったものである。
彼は、ヨーロッパで相当のワークショップに行っていた。
でも、造る姿は職人というかサムルノリスタイルと思えた。

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