半陶 輪島焼 能登ノ國で 土に還る土を探し求める日々

火曜日, 3月 27, 2007

雪割草のように



三日目の朝が明けました。

断水もところどころ復帰してきたようで、町もたしょうの落ち着きを取り戻したようです。

ただ、後片付けやら本当に大変な状況は変わりません。

今日は、門前町の知人宅にお邪魔しました。

門前は大変らしく復旧には、見当もつかないと話していました。

特に、奥地に行くほどいったいこの先どうなるかという心配のほうが有るようで、可愛そうでした。

でも、年寄りが多かったのと人口集中がなかったことや、新幹線とかそんな文明が無いことが、幸いしたようです。

総持寺も本堂は良かったらしいが、周りの建物がかなり半壊したりのようだとも話していました。

夜は、自警団ではなく消防班で地区地区を回っていると、夜は街頭も無く本当に何も無い町と思うぐらい怖いようです。

町の中央通は、ほとんどが被害にあっていて、呆然とする間もなく片付けれないようでした。
そんな話をしていること時にも、グラッとしたり。
ひとときも落ち着くまもなく、時間が過ぎていました。

そうしてそんな話をして帰ろうとすると、外に花が咲いていました。

「雪割草」

そんな花らしく、とてもかわいらしく甲斐甲斐しい趣でした。

昼は咲いていて、夕方には花びらをまとうらしく、とても花とは思えない素晴らしい物でした。

その花は、父親が育ててるらしくなんともいえない気持ちにさせていただきました。

思わず、さっとファインダーに収めました。

片付けもままら無くなんといえない。

でも、この雪割草のように元気に雪の合間から、顔を出すようになりたい。

能登の人たちも、頑張ってほしい。

そんな思いの一日でした。

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