おはようというか、今晩はなのだが、今日は輪島焼の第一の理解者を紹介したいと思う。
それは、山良一良さんである。本名は立野良基さんなのだが、ここで少し語らせてもらうことにしよう。
彼は、生まれながらの漆器屋のボンのようで、本当に冒頓としてなんともいえない。山良とは、彼の漆器屋の屋号である。山良一良(やまりょう かずよし)という意味は、二つと無いいい作品が生み出るように、そして庶民の器として人々に使っていただけるようにとのことらしい。
話は、変わってしまうが、輪島実業高校時代には、ボクシングをして石川県下一で、北信越代表やら国体代表やら、まこと素晴らしき男である。そんな彼は、無類のバイクの走り屋だったらしく、1000ccで能登半島をハングオンしていたようである。
まさに、気質豊かな存在である。釣りにいたっては、名人の領域のようで、ちょっと行けばすぐに釣ってしまうようで、本当にすごい。また友人も多く、少し前には釣キチ三平の矢口高雄さんとも交流があったり、能登のホームページもどこよりも早く立ち上げたり、能登半島にいながら精力的に活動してこられた人物である。
その彼が、ふとしたことから、私の焼物に出会い、全てを投げ打って身を投じ輪島の復活、そして文化の振興に尽力したいと申し出てこられたのである。
もともと、箸屋としては一流だったが、いいアイデアを生み出してきたが、人のために技術を提供しているうちに疑問を感じ、芸術、文化、経済の勉強に没頭することにしたらしい。
そして、10年余り過ぎた今、輪島から生み出た焼物に興味とやる気を感じたようで、今後文芸復興するものとして、輪島人として頑張ろうと現在にいたったのである。
山良さんは、焼物、漆などに対して、本当に心から好きなようで、寝るときも枕元に置いて寝ているらしい。写真は、彼の髪の毛なのだが、とても特徴的な方である。
中里さんとのことも書いてありますが、もうかれこれ21年間活動しています。
私は、この方と共に歩んで行こうと思う。
さてさて、輪島の文化はこれから美しく心豊かなものへと移り変わるのではという、予感がしてならない。春満開。
桜のように日本独自の根強さが出てくるのではなかろうか。
ミスター山良さんの今後の活動が、楽しみである。
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