半陶 輪島焼 能登ノ國で 土に還る土を探し求める日々

日曜日, 6月 21, 2009

十年の思いと現実な音の洗礼  in noto




渡辺香津美 無伴奏組曲第一番より クーラントBWV1007

先日頂いたギタールネッサンスに入っている二曲目。
聞いていてホッとする。
音楽はいい。
当たり前だが、何回聞いても飽きない。
でも、こうして回想することが出来るのは、幸せなのかもしれない。
自身のこともあるが、人間の運命は、いつどうなるかわからない。
空からオタマジャクシが降ってくる以上に、大変なことである。
やっぱり、造ることに徹することになるのだろう。
「朋あり遠方より来る」とは、このことだろう。


子(し)曰く、学んで時に之(これ)を習う。
 亦(また)説(よろこ)ばしからずや。
 朋(とも)あり遠方より来(きた)る、亦楽しからずや。
 人知らず、而(しかう)して慍(いか)らず、亦君子ならずや。

 まだ知らないことを学んで、ときどきそれを復習する。
 そうすると今まで分からなかったことが理解できるようになる。
 それは喜ばしいことである。
 友がいて遠路はるばる訪ねてくれる、これもまたうれしいことである。
 人が自分のことを知らなくても、全く気にならない。
 そのような人こそ君子というものである。

 <解説>

 論語の最初に語られている言葉がこの文章です。
 復習の大切さ。
 友達の大切さ。
 そして、人が自分のことを分かってくれなくても決して気にしない悠然さ。
 当たり前のことばかりですが、はたしてそれが実際にできているかどうか。
 論語のすごさは一見ありふれた言動の中に人間の真実を語っているところだと
 思います。
 復習をするといつまでも忘れないというのも一つに真実ですね。

 【参考文献】
 『論語新釈』 宇野哲人 講談社学術文庫

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