珠洲市大谷町の山奥にある池上宝蔵邸です。
きれいなツツジの満開のこの季節だから、最高です。
そして、何より能登の良さが一番わかりやすいところでもあります。
会期は、咲き落ちるまで。
先日より、陳列し、展示していました。
ここは、樹齢350年とも言われる「のとキリシマツツジ」がある場所としても有名です。
なかなかいい環境ですが、こんなところで・・・
という感じです。
私は、ゲリラ的にしかいません。
でも、今回の目的がすでに達成したからです。
それは、また後日にでも書きます。
のとキリシマと銘打ったのも、由縁がきちんとあります。
キリシマは、九州鹿児島から、船であちらこちらに渡り、日本中に移送されていった歴史があるそうです。
そして、何百年も人々の手に携えられながら、今日まできたようです。
特にこの池上家のツツジは、学術的にも視覚的にも芸術的にも、優れているようです。
私も能登に来て、キリシマと同じようなもので、やっと根付き」はじめた後輩のような気持ちだということ。
そして、能登に来てはじめての個展。
自分としては、近鉄阿倍野百貨店以来。六年?ぶりかな。
なんか、とても今回はいろんな企画で始めています。
だから、売れるとか売れないでもなく。
のとキリシマツツジを作品に活けて見ると、なんとも言えない良さがかもし出されています。
ほっとした能登半島。
久しぶりの作家としての自分の作品としての活動。
しなかったわけでもなく、きちんと理由はあります。
モノに対する考えは、能登に来てから変化した。
人の要求には答えない。
自分が作りたいまま、したいようにしていく。
中川一政先生の一句が、今心に染み渡った。
まるで、のとキリシマツツジの深紅な花の色の閃光が、体中に染み渡ったように。
能登から世界に戻れるかな。
もう一度、世界で賞を取りたい。
いや、ひとつで満足出来るわけもなく。
能登半島の子供たちが、生き生き出来るように仲間と頑張って行きたい。
珠洲が良くなれば、石川県も良くなる。
この最近になって素直に思うことは、やっと、能登で生きれるようになってきた。
能登で生きる
私は、土を持って戦い続けます。
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