半陶 輪島焼 能登ノ國で 土に還る土を探し求める日々

金曜日, 5月 08, 2009

のとキリシマ展 池上宝蔵邸 珠洲市












































































































































実は、昨日から個展を開催しました。
珠洲市大谷町の山奥にある池上宝蔵邸です。
きれいなツツジの満開のこの季節だから、最高です。
そして、何より能登の良さが一番わかりやすいところでもあります。
会期は、咲き落ちるまで。
先日より、陳列し、展示していました。
ここは、樹齢350年とも言われる「のとキリシマツツジ」がある場所としても有名です。
なかなかいい環境ですが、こんなところで・・・
という感じです。
私は、ゲリラ的にしかいません。
でも、今回の目的がすでに達成したからです。
それは、また後日にでも書きます。
のとキリシマと銘打ったのも、由縁がきちんとあります。
キリシマは、九州鹿児島から、船であちらこちらに渡り、日本中に移送されていった歴史があるそうです。
そして、何百年も人々の手に携えられながら、今日まできたようです。
特にこの池上家のツツジは、学術的にも視覚的にも芸術的にも、優れているようです。
私も能登に来て、キリシマと同じようなもので、やっと根付き」はじめた後輩のような気持ちだということ。
そして、能登に来てはじめての個展。
自分としては、近鉄阿倍野百貨店以来。六年?ぶりかな。
なんか、とても今回はいろんな企画で始めています。
だから、売れるとか売れないでもなく。
のとキリシマツツジを作品に活けて見ると、なんとも言えない良さがかもし出されています。
ほっとした能登半島。
久しぶりの作家としての自分の作品としての活動。
しなかったわけでもなく、きちんと理由はあります。
モノに対する考えは、能登に来てから変化した。
人の要求には答えない。
自分が作りたいまま、したいようにしていく。
中川一政先生の一句が、今心に染み渡った。
まるで、のとキリシマツツジの深紅な花の色の閃光が、体中に染み渡ったように。
能登から世界に戻れるかな。
もう一度、世界で賞を取りたい。
いや、ひとつで満足出来るわけもなく。
能登半島の子供たちが、生き生き出来るように仲間と頑張って行きたい。
珠洲が良くなれば、石川県も良くなる。
この最近になって素直に思うことは、やっと、能登で生きれるようになってきた。
能登で生きる
私は、土を持って戦い続けます。




















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