機具岩の波の花。
こんな風景は、滅多と見られないだろうが、撮影も結構厳しいものがある。
でも、ふんわりと豊かな波の花がうごめく様子は、なにか荒々しい海からは想像のつかないような景色である。
能登の良さは、こんな自然の厳しさと美しさが相まってみられるところにある。
機具岩は、伝説として言われたものがある。
それは、能登に織物を広めていた女神が山賊に襲われていたときに機織道具を海に投げ入れるとこの岩に変化したと言い伝えられている。大小2つの夫婦岩でその間にはしめ縄がかけられている。大きな岩の下部には波で浸食されてできたと見られる穴が開いています。 とあるように、非常に今の景色にも似たところがあるように思えます。
まさに、機具が動き出し、今にも歩いていきそうな感じもします。
しかし、景色とは別に何か信じられない満足感があるのは、やはり能登の自然の強さが大いなるものなのでしょうか。
こんな日は、毎日もありませんが、ここという時しか見せないものです。
でも、町の人たちは、裸足でサンダル履いていたり、おばあさんが荷物を背負っていたり、本当に自然に強い人たちばかりが、住んでいます。
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