「能登を生（う）る」 大谷 珠洲市

大谷公民館で「外浦地域振興企画委員会」というのがあり、今回第一回目の会合に、正客として、講師を預かりました。

正直講演会は、久しぶりでしたが、この能登のために一生懸命してきた私にとって、願ってもない瞬間を頂き、和田社長、重政社長、横道組合長には、本当に感謝しております。

私は、この三年間の思いや経験を語るように、この能登半島がいずれか大きくなるから、みなさんにいろんな理解をしていただきたく、与えられた時間を使いました。

「能登を生る」

売るのではなく、生ることこそがベストだという私の気持ちを現わしてみました。

これは、能登のモノもひとつひとつ大事にしていき、心を商品にしていき、みんなが幸せになるようにと願った講演のタイトルにしました。

話している時間、飽き足りもせずに一生懸命拝聴していただいた、この時間は能登に来て、さんざん叩かれ嘯かれ来たからこそ、やっと自分の言いたいこと遣りたいこと、そしてこの能登半島が素晴らしいことを訴える機会を頂き、感謝しています。

何度も壊れたレコードのように書いてしまうのは、辛いことのほうが多かった現実は、否定出来ないし、今現実にここに来てから、本当に気に入っていた外浦に対して、前向きにできる環境に何かお手伝いできることを、可能に出来るかも知れない時間を頂いたのが、嬉しくて、楽しくて、悲しくて、叫びたい心境は私の心の中にスパイラルしています。

光り輝く半島人の何かは、たまらなく素敵で大地から温まる人の心を、言わずにはいられませんでした。

みんなが儲けてこそ、未来があり、子供たちが頑張り、すべてが共存し、文化が生まれ、時代が造られ、能登に生きようと努力する人たちが増えるように頑張ることこそが、何よりも一番だと思っています。

ここに集まっている人たち、そして未来を支える子供たちがいてこそ、ここの半島の価値も永劫していくわけで、何か特別なするのでもなく、自然とゆっくりといいカタチになってくれればと思うことこそが、本当に自然ではないかと考えています。

「能登を生る」は、当たり前であり、当然であり、そして必然だということを、気がつけば自ずと結果は見えているはずです。

何が大切か。

能登に何が必要か。

そして、私に何ができるか。

言えることは、一つ。

心を育てること。

だから、暖かい半島。

今、私の心より思うことは、本当に本当に、この能登で生まれたかった。

私の情熱という夢は終わらない。

この曲を聞いてほしいので。


Bad Day / Daniel Powter
僕らが必要とした瞬間はどこにあるんだろう？
君は葉を蹴り上げるように魔法を失った
みんなは君の心は曇りかけているといってたね
熱い気持ちも失っているともねそんなに頑張り続けなくていいんだよ

順番待ちしてる君はさらに落ち込んでる
君は作り笑いをして、コーヒーを飲んでたね
最近はよくないことばかりなんだろう？
君はいつも心がボロボロになっていくよね

そんなに頑張り続けなくていいんだよ
君は今日ついていなかったから落ち込んでいたんだよね？
君はそれを紛らわすために
悲しい歌を歌う君は分からないと言ってるけど

それは嘘なんだろ？
無理に笑って、どこかに出かけてしまう
君はついていなかったんだよ
カメラは嘘をつかない

君が夢から覚めて、それだけのことだろう？
君はついていなかった
君はついていなかった
君には心の青空を取り戻せるような休日が必要だ

問題なのは彼らが君の言うことを笑っていること
そして君は頑張らなくてもいいんだ
時々世の中ががおかしくなってるし
何もかも間違った方向にいくかもしれない

それを挽回できないかもしれないし
どうにかできるのかもしれない
自信を持って言えるよ

僕は間違ってないはずさ
一番必要としてる情熱はどこにあるのだろう？
君は葉を蹴り上げるように魔法を失った
君は今日ついていなかったから落ち込んでいたんだよね？
君はそれを紛らわすために悲しい歌を歌う

君は分からないと言ってるけど
それは嘘なんだろ？
無理に笑って、どこかに出かけてしまう
君はついていなかった　

後は君次第なんだどんな気分なんだろうね？
君はついていなかった
ついていなかっただけなんだ