大阪での光景だが、市電である。
ノロノロした感じが、余計にレトロ調をイメージさせる乗り物だ。
私が、仙台に住んでいた頃は、街の広い大通りのど真ん中をゆっくりと縫う様にして、走っていた。
上の動画は、なんともいい感じで音がこだましている。
こんなところに、発想の起点がある。
不思議に思う人もいるだろうが、パブロ・ピカソは実はこのような考えよりもっと単純に展開している。
世間が、ガソリン高騰や物価高になっていても、このような風景は無くならずに残されて欲しいものである。
つまりは、能登の原風景も同じだ。
守るのでもなく、開発するのでもなく、共生していくことが、文化文明を生み出していく。
無理ではなく、無理するのでもなく、丹念に大地に種を蒔くことを忘れたり、めんどくさがってはいないだろうか?
市電のこの音は、そんなことを教えてくれた。
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