半陶 輪島焼 能登ノ國で 土に還る土を探し求める日々

月曜日, 7月 07, 2008

日高機械   志賀町




先日、志賀町の日高機械の工場にお邪魔しました。

人は、石川県の発明王と話しているようだ。
縁あって、こうしてお伺いするようになりました。
やはり、いろんな経験の中で、こんな工場は私にとって人生最大の経験値も高めるが、やっぱりモノを造っているのを見るのは、何より断然楽しい。
当然だが、こうして工場を見せていただけるのも、運がいいなと思ったりする。
そういいながら、能登有料道を走って、七尾に交差するところの穴水よりにある徳田大津I・Cから少し、志賀町よりに降りたところにその行き先がある。

いつも、ニコニコしながら出迎えてくれる専務の日高明広様にいろいろと説明をしていただきました。
でも、技術的なところやいろんな視点など、たくさん教えてくれる方だ。

足早にランドクルーザーで何箇所かの工場を、駆け足で周っていただきました。

機械もなかなか面白かったのですが、やはり機械のする仕事や工程など、大変役に立つことを教えていただきました。

この機械で、焼物の大きいものが造れる発想とか、いろんなモノに対する考察をお話してくれました。
水墨画の岩崎巴人の話を、いろいろと聞かせてくれました。
やはり、長生きもしているが、いい作品を生み出している岩崎巴人は本当に深いところの日本の水墨を描き続けている。しかも、ひとつのコラボレーションというか、絵を木で表現するらしいが、その作成する機械が日高さんのモノなのだ。
見る機械はないだろうが、話だけでも面白かった。

日高専務は、絵の作品を木の世界で表現して、出来上がったと、大変熱望し語っていました。
やっぱり、いい作品いい仕事は人を感動させてくれます。

そう言いながら私も、いよいよ煮詰まった今は、土をカタチにする原点で取り組んでいっています。
とにかく、目の前に出来てくる作品が、楽しみでもあるが、より感性の研ぎ澄まされたもので、思わず手にとってしまうような作品を造って行きたいと願っています。
そういえば、工場のあちらこちらにある車のナンバーが、7493ばっかりだなぁーと思っていたら、社長の格言で「機械は、七つの仕組み」で7493らしい。
とても、簡単でいい発想の起点である。

今日、案内していただいた日高機械の工場は、音、人、鉄すべてのモノが、何か蠢きお互い会話してるよなシンクロを見たときに、映画のワンシーンのようなものを感じさせていただきました。

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