写真には、石川県らしい水の冷気が映っている。
さて、能登半島は水道料金が高い。
本当に高い。
穴水町なんか、白山から水を遠路はるばる貰っている。
やっぱり、水はとても貴重なものである。
だが、半島は穴だらけなのだ。
どこでも、水道ではなく井戸水。
お米のまつもとさんのところも、そうだし、漁火など、あちこち穴を掘っている。
だから、一度掘ると結構水が沸いている。
山が高いわけでもないのに、どこでも大体出てくる。
井戸掘りする人も、多い。
だからこそ、みんな健康だ。
自給自足には、取水の論理が伴っている。
はたして、町に行って井戸水がどれだけ美味しく飲めるだろうか。
わざわざ森林に行かなくても、この半島には水の大地がある。
これから夏になってから、湧き出る水を使って土を触り、渇いた心を癒す水が体を廻る。
自然と自然になって行く。
半島には、共生する何かが大事に残っています。
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