半陶 輪島焼 能登ノ國で 土に還る土を探し求める日々

水曜日, 3月 19, 2008

「美の求道者 安宅英一の眼 安宅コレクション」



大阪東洋陶磁美術館の所蔵品の公開である。

金沢21世紀美術館で行われている。

昨年、大阪の中ノ島の当館に行くと、張り紙で改装中に付き休館中とあった。

残念だった。

いつも、大阪に行くと時間を作っては拝観していた。

もう、20年以上通っていたであろうか。

所蔵品も本当にいい作品も多く、高麗青磁や粉青沙器、白磁などは素晴らしい。

近年、いろんな方からの寄付などの作品もあったり、中身の充実はなんともいえない。

作品の一つ一つの趣は、語れない奥深いものがある。

この美術館以外に、いいところといえば、韓国のサムソングループの美術館だろう。

今、私の友人の作家がサムソンに頼まれて、年間の予算で中国の古陶磁を買い付けに行っている。

無駄なのか、欲なのか、それとも文化を残すのか?

安宅さんは、結局お金よりも大事な古陶磁のコレクトを、無くしてしまった。

でも、住友グループは破産前にそれを買い取り、寄付した。


そうして世界で一番のコレクトは、大阪にいる。

文化は、無くならず「安宅英一の眼」ではなく、「安宅英一の心」がタイトルとしていいかなと、思いました。

3月20日までが、会期だそうだが、展示作品は極一部である。

能登には、この作品に使える陶土がある。

金沢21世紀美術館

http://www.kanazawa21.jp/ja/04event/event_one.php?id=811

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