半陶 輪島焼 能登ノ國で 土に還る土を探し求める日々

月曜日, 4月 02, 2007

穴窯の嘶き






晴天。


青空とまではいかないが、いい感じである。


一生懸命に頑張った結果を出したい。


そうしていると、山良さんから地震で出た廃材があるから、取りに来ないかと言ってくださったので、よろこんでトラックを回した。


TOYOTAの船本さんも居られた。


それから、たくさんの廃材をたくさん積んで窯に向かった。


なかなかの量なので大変積むのに苦労しました。


道中いろんな話をしました。


釣り。


これがまた、二人とも名人の領域なのでとても面白かった。


私は、下手の横好きなのでいつかつれて貰おうとお願いしました。


山に着くと、三人がかりで下した。


昼を回ったぐらいだったので、先負の時間に火を入れました。


般若心経を上げました。


心して火を入れました。


火をともして、暫らくしてかなりの勢いで引き出しました。


ゴロンボをたくさんくべました。


なかなかいい感じで炎が走り出したので、船本さんにお願いして山量さんと再び廃材を頂に行きました。


夜になり、かなりの量を焚きました。


夕方に、二人とも帰りました。


本当に助かりました。


船本さんはなかなかのセンスがあるので、今後お願いしたいと考えている。


窯の前にいると、今までのいろんなことが思い起こされ、時間の立つ感覚がとてもしんみりとしました。


一年経つ今に、こうして窯の前に入れたことを感謝せずにはおれませんでした。


本当に長い時間情熱を燃やし続けてきた。


夢だけを追い続け、情熱をたゆまなく燃やし続けてきた。


窯はゴォーと引き、満月が申し訳なさそうに照らしてくれました。


後ろからもいい感じで炎がでる。


いい予感だ。


中の構造を少し変更していよいよ出来ると実感があった。


洲衛焼に近い感じになった。


この地方独特の匂い。


これこそ、焼締が焼けそうである。


早く早く焼きたい。


中も陶土のままなのですが、これまた自然ないい様相です。


なかに作品を入れて焼きたい。


九時過ぎて窯のふたをして止めた。


もう、いい加減1000℃以上になっていたので、止めた。


さて、安心。


今日はゆっくり眠りろうと思う。




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