半陶 輪島焼 能登ノ國で 土に還る土を探し求める日々

水曜日, 10月 21, 2009

能登陶芸展 表彰式  七尾市




先日、初出品した作品ですが、輪島市長賞を頂きました。
細工物でしたが、宮本先生が結構いろいろと聞いてくださり、説明することもできたので、本当に有難かったです。

様々に時間をかける中に、きちんとした作品づくりをしていく。
モノづくりをいうのは、24時間作る続けるのではなく、破壊と創造を繰り返すために、様々に勉強し組み立てて、展開することであって、何か人の思う「こうすればいい」という画一化された形相をするのではなく、中川幸夫先生の言う「カタ」や「チ」を、どのようにしてけるかが問題であり、たくさん生み出したり、心落ち着かぬ作品を生み出すことでもなく、自分の思うがまま生き続けていく中に、デッサンし、模索し、ありとあらゆる時間をかけて行くことが、一番大事なのである。

人は、誹謗中傷という現代に生まれた形骸化された世界を信じ、悩むようになった。
便利というキーワードは、何かが狂い始めた資本主義社会の共産的発想だと、気づいているのだろうか。
自由という勘違いに住まわされている経済社会には、金権という不思議な魔物に侵されてしまっている。
私たち芸術家は、その自由を価値と新たに生み帰るのが、宿命であると、名古屋の日本一精神科医の先生に言われたことが、思い起こされる。
能登半島は、価値のあるところである。
しかし、能登半島は価値が薄れてきている。
だから、心あるモノづくりで、救うしかないのではないのだろうか・・・
職人と職工、作家など、手に仕事ができる人たちが、頑張れば、きっと能登半島から何かが変えれるはずである。
こうして、時間の中に自ずと日々の結果があるのだ。

日々是好日

いつも、そうであってほしい。


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