




輪島の民宿というか、能登半島で一番のお宿。
下孫一という名前ですが、良く働く人です。
時期で、定置網もしていますが、今は定置網の方はお休み中です。
私が出発し始めた能登は、ここからが出発点。
まさに、思い出の場所であり、人物でもあります。
長年、いろんな人に出会ってきたが、このお父さんは素晴らしい。
ちょうど、蛸漁に出る前だったので、少しお手伝い。
久しぶりの鵜入の海は最高だった。
本当に、たくさん疲れていたので、格別に心も体も楽になった。
やっぱり、いい。
能登に来て良かったと思える瞬間。
いつも毎日でもないが、自分の疲れる日々をどこかで治すのは、こんな自然である。
私は、自分を後回しにして来た人生だったから、こうして何もない時間こそ、意味のあるものだ。
どうにもならない、忙しさに何か矛盾を感じずにはいられない。
逃げるのでもなく、進むのでもなく。
そうして、能登の夕日が落ちていく。
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