半陶 輪島焼 能登ノ國で 土に還る土を探し求める日々

火曜日, 3月 10, 2009

平櫛田中 「気楽坊」 井原市


画像からもおわかりようにおおらかな笑いがあります。
この作品は、本当にいい作品です。
私は修業時代にこの作品を借りに、日通の大きな美術専用車で、迎えに行きました。
このときは、いろんな作業チェックや運搬方法、担当官、開封作業、維持管理など、貴重な緊張のお仕事でした。
田中さんの言葉は、何か決め文句も素晴らしいのですが、なんと言っても心の中に残るものが、多いと思います。
今やらねばいつ出来る・・・
この先生は、藤原啓先生とも深いお付き合いがあって、啓先生が70歳ぐらいのときにタクシーに乗って高島屋に行こうとしたら、「若造、歩いて行くぞ」なんて行って歩く先生だったらしい。
まあ、120才近くまで生きたし、200歳まで生きるって言って、材料を買い込んでいたのは、有名な話である。
それに、彫刻をつくるときも、90歳以上になっても、飛んで作っていたようで、恐ろしい人だったといわれています。
元気が一番ですが、田中先生のように長く生きるのも芸なのかもしれません。


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