ある能登町の山です。
ここには、陶土が豊富にあります。
写真の陶土は、結構いい陶土です。
可塑性(粘質)もあるし、石もいい加減入っていて、楽しい土です。
おまけに、ここらあたりはたくさん陶土のある地域なので、本当に幸せな気分です。
犬の写真はなにかというと・・・
実は、この犬がいる近くにあるということです。
ちょっとした目印です。
また、再び来ようと考えています。
土は、こやって偶然待ち受けています。
この土は、韓国によくあるタイプですが、ここよりもっと粘質もあるし、石もない。
康津(kangjing)がそうである。
ちなみに、高麗青磁のふるさとである。
その生い立ちは、まさに陶芸というか芸術を邁進するモノ造り達の心ではないでしょうか?
原風景は、何か今をオーバーラップさせてくれます。
昔は、何もなかったのですが、今は美術館も出来たり、近代的な部分も出来上がってしまいました。
しかし、その深いところはまだあり、儒教の趣きをその土地には今だ残しております。
そして、その高麗青磁の歴史こそが、今回能登に来た私の原点であり、覚悟なのです。
能登は、能登であり、私は、私であります。
そして、この半島から造れるモノが、始まっています。
この陶土は、珠洲焼のある焼味に似ていますね。
珠洲焼や輪島焼、キリコ焼などに使えるいい土は、半島にはたくさんありますね。
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