半陶 輪島焼 能登ノ國で 土に還る土を探し求める日々

月曜日, 9月 10, 2007

おにぎりひとつ




今朝方、朝五時から仕事をしていました。

陶土の生成である。

なかなか時間もかかるが、カオリン質なので非常に具合がいい。

山々の土たちは、なんとも言えないほど肌触りを覚えさせてくる。

私は、ひとつひとつ感覚のままに生成している。

ひとつに陶土は、半島の良さが出来ている。

テストピースが先日に出来たが、何とも言えない結果を持っている。

酸化で焼いたが、非常に濃い焼け味を醸し出した。

それこそ、珠洲焼や洲衛焼の陶土と見た。



人肌のぬくもりがあるこの土は、とても、憂いでいる。



そうして作業をしていると、お米のまつもとさんからおにぎりの差し入れをいただいた。


当然朝食抜きの私には、ありがたかった。

農薬のない美味しいお米のおにぎり。

しっかり噛んで食べました。


このご飯は、土の良さや能登の大血(能登の人々や歴史)を満喫しているから、人間の原点の美味しさがある。

語れないほどに美味しさがある。

冬には、かき餅食べたり、穴水の牡蠣を焼いたり大変なご馳走で今までになく、大変面白くも不思議なそれでいて自然な空間で体験した。

今日は、これからの大事な陶土の生成。

写真の器の茶色は、木偶の茶碗です。

いい感じの色合いと風合い。

おにぎりといいマッチング。


半島の初秋は、晩にはこおろぎの鳴くいい一日で終わりました。

まつもとさん本当にご馳走様でした。

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