半陶 輪島焼 能登ノ國で 土に還る土を探し求める日々

土曜日, 3月 31, 2007

能登の風


朝から、雨が降ってきていた。

写真でもご覧の通り雨ざらしになっているので、このような日が続くと困る。

なにしろ、窯の屋根はまだ焼けてないので基本的に弱い。

そうして、今日は破れたシートを片付けたり、張りなおしたり。

でも、地面が粘土質なので靴の裏に引っ付いて歩くのも、億劫なぐらい大変である。

山良さんに手伝ってもらって、窯の手直しをしました。

雨、風の拭く中夜も遅くまでやっていました。

来週には、空焚きをしないといけないという感じなので、準備に入ることにした。

それから、水の撤去、掃除、などなどしてみました。

おまけに、輪島に大きな雷が落ちて停電になりました。

地震、雷、いろいろ続きすぎて、嫌になる。


私の穴窯は今やっと生まれてくる感じになってきた。

初いので、静かにそっとしないといけない。

特に、後ろのほうは独自の解釈の構造にしているので、結果は期待している。

今まで見てきた窯のタイプでも本当に判りやすい原始的な匂いのするものである。

空焚きといっても、かなりの温度まで上げるので久し振りの窯焚きに気持ちが揺らいでいる。

炎はとっても暖かく危険である。

どこまでも、這うし、行き交うので緊張も増す。

それに、音もかなりのうねりが出てくるので、楽しみである。

やっぱり、じっくり製作して焼成する。

心に期待が踊る。

今日は、なんとか水対策に追われた一日でした。

山良さんに今日は感謝感謝。

やれやれでした。

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