半陶 輪島焼 能登ノ國で 土に還る土を探し求める日々

木曜日, 3月 11, 2010

能登ノ春 こうしてやって来た。雪ほころんだので。









東京行ったり、金沢行って、雪まみれの今年の冬でした。
でも、そのおかげでいろんな事を勉強出来ました。
人生の中で、こんなに雪で大変なのも無かったですね。
毎日、歩きにタクシー、電車にバス。
まあ、忙しい時間でした。
なんとか大変でも、能登半島の生活は身に付きましたね。
日ごろ移動距離も200キロはザラですが、体力の続く限り頑張ろうと思っています。
造る時間とはバランスを整えるが、大変ですね。
こうして、のとじーのとばーと暮らすのも、楽しいものです。
田舎の常識は全く備えてないので、私としては日々勉強しています。
陶芸は、土を探し造り焼くことも楽しいですが、盛り付ける料理に素材、スタイル、音楽。
何もかもが必要です。
きっと人間に必要なものなのでしょうね。
造り手は、造るだけではいけないのです。
ある私の良く付き合いのあった人間国宝の先生は、言ってました。
「焼物だけでは おえん」
この言葉は未だに心に止めてあります。
日々が懐かしく頑張り、いつかと思う願いがあります。
能登半島では、月五万円あればなんとか暮らせると言います。
昼間は農業。
夕方から釣り。
そんな暮らしが成りたつのも、ここだけかもしれません。
造る才能に釣る能力も必要ですが、とてもいいところです。
いつも、感謝で一杯です。
今日も、有難うと能登半島に言いたい。
オフィシャルな心は、いつしか遠くの雲と水平線を見ています。

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