半陶 輪島焼 能登ノ國で 土に還る土を探し求める日々

月曜日, 2月 08, 2010

能登半島に来て4年がすぎ、春で・・・ 輪島市












あっという間の4年間。

いろんな人にお世話になりながら、なんとかよちよち歩きで来たような気もいたします。

お米のまつもとさんには、平成18年の夏ごろからお世話になり、早3年半。

気が付くと、立派な陶場も窯場もお貸し頂き、感謝の念に堪えません。

でも、なかなか伝わらないのが、自分の活動と現実かな…

今まで岡山に居た時は、なかなか自分の行動と制作のバランスが難しかったのですが、この能登半島に来てからは、いい意味でマイペースに過ごし、みなさんのお怒りもご理解も頂きながら制作して来ました。

いろんな事もあり、厄年?

でも、やっぱり自分の選択ミスが原因も多いので、何とも言えません。

すぐ信じてしまうのが、私の悪いところですね。

しかし、焼物や芸術の極みをしようと思えば、利口になったり、ずるくなったりすることは到底出来ません。
過去にいろんな事もあり、心情極まりないこともありますが、歩く道に間違いは無かったと思います。

人のいろんな思いや行動、そして理念、宗教、思想。

すべて違うわけで、言いたいことを言って来た自分に取って、今何も言わずに寡黙でもないが生きていることも珍しいかもしれない。

以心伝心とは言うが、果たして本当にそうだろうか?

などど思い、言うこと言い、やることをやり、思うことを思い、人と共存して行こうと言うわがままな事が原因で、たくさんの事も起きて来た。
でも、人にはそれを言葉で言っても伝わらない。
しかし、言わずしても伝わらない。

では、どうするのか?

そう、この能登半島の自然が教えてくれた。

「あるがまま、なすがままに耐え続け、自らを徹する。」

簡単に言うと、「努力」

でも、なかなかそうそう言っても継続性としては難しいかもしれない。

人間として何もかも完璧でもないのであるから・・・

時間が立つのは早いが、ここまで来れた事に関わった人に感謝しています。

今の厳しい自然の中に、自分の身をゆだねているのは、最高に大変だが、いい事なのかもしれない。

シンプルに、能登のために頑張ろうと思うから・・・

今が今と言う後悔のない生き様でありたい。




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