だいぶ前に話していた、漆と陶のコラボレーションで先使用権も取得した企画です。
Maduで、n_Hands with KyuWa が販売開始しました。
実は、先週から全国七店舗で試験的に展開が始まりました。
東京は、南青山、横浜、二子玉川、名古屋、三宮、梅田、仙台でスタートしました。
この企画は、私が能登半島に来てから、四年近くかけて投資して、完成を見たもので、輪島塗のイメージを変えたかったのと、九谷焼職人の良さを上手くいい部分で、表現できないか?
そんなところから、n_Hands というブランドを考え、構成に着手しました。
いろんな塗師屋さんや上塗り、中塗、下地、生地。
まあ、どれだけ歩いてどれだけお金も時間も、そして、デザインも造りながら、じっくりと準備してきました。
しかし、自分の思うような方向には、まだまだ程遠いのですが…
この二カ月は、いらないエネルギーも使いながらも、すべて準備し、やっとここに陽の目を見ることが出来ました。
価格も安価に、クオリティ、品格を持ちながら、それでいていいモノづくり。
そんなモノを生み出し、仕事のない熟練した職人の技と技のコラボレーションであり、伝統工芸ではなく、新しいモノづくりの観点を実現化しました。
先使用権も取得したのも、能登半島の子供たちのために、何か出来ないかと思い、権利発生したら、ここに基金を作りたいと考えていたからです。
夢は現実にしなくてはならないのですが、本当になかなか難しいものです。
能登から考えるクオリティの高いモノづくりが、こうして店頭に並んだのを見て、感動しました。
店長さん、担当者の方々といいお話もさせていただき、輪島塗の良さ、九谷焼の心を一生懸命聞いてくださりました。
このところ、涙の出るような事ばかりですが、東京でいろんな展開の再開は、人生の賭けでもあります。
今展示している作品たちも、もっと販売が上手くいけば、価格を落としていきたいので、動向が気になるところです。
心臓にも良くない日々が続いています(笑)
なかなかブログもままならないのも、まさに準備すること、ケア、揚げ浜塩のショートムービー作成、ホームページの構成と企画、文章作成など、あまりにすることがあってのことです。
海外プレス向けのプレゼンもあったり…
こうして石川県の工芸が良くなれば、私としては本望ですね。
職人さん達に、いい仕事が提供出来るように、いいデザインを生み出し、商品化したいですね。
次が始まっています。
そう、シンプルで品格あるデザイン。
n_Hands with KyuWa
九谷焼の九、輪島塗の輪。
能登半島から、スタートです。
関係者の皆様に感謝と御礼を申し上げます。
0 件のコメント:
コメントを投稿