半陶 輪島焼 能登ノ國で 土に還る土を探し求める日々

木曜日, 4月 09, 2009

少しは、造る時間を・・・





夜中もそうだが、適当に時間が開かないと出来ないし、結構頑張ってるつもりだ。
いろんな背景を照らし合わせて、コツコツ。
良く聞かれるのが、作品が売れるとか、値段とか、いろんな雑事を聞かれることが多い。
これに関しては、正直ノーコメント。
現実的に必要な重要な問題だろうけど。
そんなことを気にしていても仕方がない。
それに、今までの私のお客さんが支えてきてくれているので、あまり状況的なナンセンスなことはできない。
それに、もう天国に逝ってしまった渡辺文雄さんもそういうだろう。
私の個展にも取材先で来てくれたり、いろいろとアドバイスしてくれたのは、未だ記憶に新しい。
作家というのは、「媚へつらい 売るのではなく モノを作り 売る」という簡単で、一番難しいことをしなければならない。
それがわかっていても、人間は苦しさの余り逃げ出すのである。
私は、いろんな諸事情もあり、財布に10円、電気が止まったり、電話も、まあさすがに水道まではなかったが、その諸事情とやらに翻弄された時代もあった。
だがしかし、いろんな賞もいただいたり、海外で個展したり、世界的な作家とコラボレーションしたり、やれるだけのこと以上はやってきたし、結果も出してきた。
だから、今は作れるという喜びが全身から感じられることが、出来るようになった。
藤原啓先生は、きっと私より大変だったようで、啓先生の奥さまの勝代さんは、結構すごい昔話を聞かせてくれた。でも、そこで面白かったのが、「好きなことを 好きなように」という感じで受け取れたのは、今の私に影響していることは間違いない。
造れる時間が出来、造れるようになり、そして・・・


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